米国株再び急落!トランプ敗北リスクに備える銘柄は?

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米国株彦です。

昨晩は一昨晩とうって変わって下げ一色。セクション別ではUtilities以外はほぼ真っ赤です。

下げの原因になったといわれているのが、トランプ大統領の「追加経済対策交渉停止」発言。

先日の入退院といい、大統領の一挙手一投足相場が振り回されています。

ブックメーカーのトランプVSバイデンのオッズはバイデン氏↑に動いているようです。

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賭けオッズが全てではありませんが、トランプ氏の敗北はシナリオとして見込んでおくべきでしょう。

さてバイデン氏勝利の場合、株価はどうなるのでしょうか。

一般的にはバイデン氏が勝利した場合、株価は急落するとみている投資家が多いようです。

そんな中でバイデン氏によって有利に動きそうな2つのテーマと注目銘柄を紹介。

 

クリーンエネルギー

バイデン氏は法人税率を上げよう(戻そう)としていますが、税収アップによって環境対策に投資することを明言しています。

クリーンエネルギーはバイデン氏によって恩恵を受けるテーマの一つといえるでしょう。

特に注目しているのは

Plug Power (PLUG)

燃料電池の技術において頭一つ抜けている印象です。

最近上げっぱなしで全く手がでないのですが、成長を見込むとまだ割高水準には達していないと考えます。

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中国ADR

中国関係銘柄もバイデン氏勝利によって恩恵を受けるかもしれません。

バイデン氏から恩恵を受けるというか、トランプ氏の対中政策から解放されると言うべきでしょう。

トランプ氏の中国封じ込め政策によって、中国企業は苦渋をなめさせられてきました。

ファーウェイしかりバイトダンス(TikTok)しかり。出ている杭をとにかく打ちまくってきたトランプ氏。

バイデン氏が勝利することで、中国関係銘柄は再び上昇する可能性が高くなります。

注目は

Alibaba (BABA)

今の状況でも好決算で上昇していますが、バイデン氏が勝利することによって安心してホールドを続けることができるでしょう。

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高値更新続々!注目の銘柄は?

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トランプ大統領の回復が順調である報道を受け、先日の米国株はほぼ全面高の展開でした。

そんな中、新高値を付けた注目の銘柄3つを紹介。

 

Square (SQ)

Fintechで大注目のSquare。終値は前日比6.67%高の$180.92で取引を終えました。

新高値を付けたら購入しようとウォッチしていたのですが、懸念事項が一つ。

ARK社の動向です。

ARKは近年評価が非常に高い投資ファンドバークシャー・ハサウェイが投資した銘柄が「バフェット銘柄」と呼ばれて買いが入るように、ARK銘柄も注目を浴びています。

そのARK社がSquareの持ち分8.3%を昨日売却したとのこと。

Twitter界隈でもこのトレードに対して色々憶測を呼んでいます。

個人的には投資すべき銘柄(=自分の基準をクリアした銘柄)には投資すべきと考えているので、「買い」スタンスに変更はありませんが、懸念はARKを追いかけている個人投資家

ARK社のポートフォリオを参考にしている個人投資家も非常に多いため、ARKが売却したとなると、売りに転じる個人投資家も現れると考えています。

いったん調整が入る可能性があるため、ここは様子見をして、タイミングを見て入っていきたいと考えています。

Square (SQ)

時価総額: 79.71B

PSR: 13.55

QoQ: 63.8%

Plug Power (PLUG)

Plug Powerは燃料電池の会社でアマゾンやウォルマートの倉庫で使われているフォークリフト燃料電池を提供しています。

水素燃料電池車はガソリン車に比べてコストが課題ですが、将来的にはコストも徐々に安くなるであろうという見込みに加え、EUカリフォルニア州環境政策が追い風となり注目を浴びています。

前日は11.32%高の$15.74。

ボラティリティが高いので手が出ませんでしたが、落ち着いたところで買いを入れたいと思っています。

Plug Power (PLUG)

時価総額: 5.89B

PSR: 22.35

QoQ: 18.40%

Petolon (PTON)

今フィットネス界で最も伸びている、フィットネス界のAppleと言われる(?)Petolon。

ビジネスモデルはエアロバイク販売とオンライントレーニングコースです。

コロナ禍でジムに行けない人が続々と購入・入会し前回の決算ではとんでもない数字(QoQ: 171.90%)をたたき出しました。

Petolonのフィットネスバイクは、言ってしまえばiPadのついたエアロバイク・・のように見えるのですが、噂によると非常に満足度の高いコンテンツで人々を魅了しているそうです。

レーニングコースの退会率も低さ(Petolonによると0.46%)に現れています。

アフターコロナでは伸び率において若干減速する可能性があるものの、一度つかんだ心を放さないサービスで今後も拡大を続けていくと思います。

Petolon (PTON)
時価総額: 31.28B

PSR: 17.13

QoQ: 171.90%

本当は隠したい日本株のポジション

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米国株彦です。

 

米国株を名乗っておきながら日本株の話です。

私は基本的に日本株はやめました。もうほとんど持っていません・・と言いたいところなのですが、資産割合にして20%強の日本株を持っています。お恥ずかしい。。

米国株を始める前は日本株ばかり漁っていたのですが、米国株の魅力に気が付き、徐々に整理していきました。

今でもときどき日本株を眺めたりしますが、全く食指が動きません。日本株は割の悪いギャンブルにしか見えなくなってしまいました・・

そんな中で未だ売れずに残ってしまったのが以下の二つ。

  • 任天堂(7974)
  • ワークマン(7564)

この二つはキラキラすぎて売ることができませんでした。

両方とも購入時から2倍以上の株価になっています。

もちろん決算悪ければ容赦なくポイしようと思っていますが、これからも伸びる会社だと思っています。

任天堂

皆ご存じ任天堂。世界の任天堂です。元々ただの花札メーカーだったというから驚きですね。

先日コロナの巣ごもり需要でSwitch売れまくり。とんでもない決算を出してくれましたが、思ったほど株価は伸びませんでした。

巣ごもり需要は一時的なものだと思われたのかもしれません。

しかし!Switchが売れたということはソフト販売の裾野が広がったということです。

ソフトは以前に増して売れることでしょう。

買いますことはしませんが、ホールドはし続けたいと思っています。

 

今は個人投資家が手が出せないレベルの株価になっているので(最低購入価格600万円!)、早く株式分割すれば良いのに・・

ワークマン

ワークマンは2年前の猛暑時に空調服で注目を浴びて、実はめちゃくちゃコスパが良い服を売っていると気づかれ、一気にブームになりました。

私自身ワークマンに足を運んで、あまりのコスパの良さに驚いて即日株を買ったほどです。(株を買って服は買いませんでした笑)

その後あれよあれよと株価が伸びていき、現在若干伸び悩んではいるものの、そのままホールドしています。

コロナ禍においてアパレルが続々と倒れていく中、恐ろしいほどの成長率を維持していて、株価も一時的に下げたものの、コロナ前と変わらない水準まで戻しました。

外出が減っておしゃれなブランド服を買う必要がなくなった中、必需品としての高機能衣類に需要が回ったものと思っています。

注目を浴びたといっても、まだまだ知らない人も多いブランドです。伸びしろはまだ大きいとみて、そのままホールドしています。安くなったら買い増すかも・・

 

本当はもうちょっとデータを出して論理的な説明をしたいところですが、この2つはデータとは別のところに惚れ込んでホールドしているという一面があったので、ちょっと気持ちを前面に出してしまいました。

これらはもう少しホールドしますが、でも本命は米国株です。

Microsoftで障害!株価への影響は?

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本日MicrosoftのOffice365サービスで障害が発生しました。

厳密に言うとOffice365ではなく、Azure ADという認証サービスです。

この障害はどれほど影響があったのでしょうか?株価への影響はあるのでしょうか?


ユーザーへの影響度はかなり大きい

今回は「認証サービス」に影響があった、つまりOffice365にログインできない状態となりました。(ちなみに既にログイン済みのユーザーや過去の資格情報をキャッシュしていたアプリなどは継続利用可能でした)
Office365が使えないと業務にならない、というユーザーは多くいると思います。

しかし実は今回の障害の影響はOffice365だけにとどまりません。

Microsoft製品をがっつり利活用している会社では、SSOという機能で他のクラウドサービスのログインにもAzure ADが使われていると思われます。

もちろんAzureにもログインできません。

つまり会社によってはIaaS基盤含め、全てのクラウドサービスに対するログインが全滅だった可能性すらあるわけです。

Twitter上では「今日は業務にならないな」という声が多く聞かれました。

会社の上層部では「だからクラウドサービスなんて~」という会話がされているかもしれません。


株価への影響は限定的

さて、多大な影響を与えた本日のMicrosoftの障害ですが、株価への影響はどう考えれば良いでしょうか?
私としては今回の件で株価は一時的に下げるかもしれませんが、影響は限定的と考えます。

Office365は一度導入をすると、他のサービスへの乗り換えは非常にハードルが高く、コストもかかります。

なのでこの障害でOffice365の利用をやめるという顧客は少ないと考えられます。


油断は禁物

今回の件、私としては株価への影響は一時的なものになると予想します。

しかしながら、言わばイエローカードが出た状態になりました。

次同様の障害が発生した場合、即時の顧客離れにはつながらないかもしれませんが、これからOffice365を導入しようとしている会社は二の足を踏む可能性が出てきます。

導入が遅れるとその分成長率にも影響が出てきますので、中期的に株価は伸び悩むかもしれません。


ちなみに・・

今回はMicrosoftの認証サービスの障害でしたが、認証サービスに特化した会社の一つがOktaです。

Oktaを導入している会社はほとんどすべてのサービスをOkta認証に依存していると思いますので、同様の障害がOktaで発生するとそれこそOktaユーザーが全く業務ができない状況に陥ることになってしまいます。

Oktaの連安があったとしても限定的だとは思いますが、認証サービスの運用リスクを目の当たりにして肝を冷やした人も少なくはないのではないでしょうか。

Oktaは認証に特化した会社なのでもうちょっとまともな運用をしていると信じたいところではありますが・・

2020/9/28 ポジション

f:id:beikokukabuhiko:20200928230521j:plain米国株彦です。

 

現在のポジションを公開します。

$TDOC

$RPRX

$EBS

 

この3つだけ。

実は先日グロース株が暴落した際にポジションをほとんど解消してしまいました。

ポジションを解消した理由はありません。大反省です。

その後復活したから反省しているわけではありません。

「理由なく、なんとなくの不安で『成行』でポジション解消してしまったこと」に反省しているのです。

この反省が実はこのブログにつながっています。

 

ブログを書いて自分のスタンスを明確にして、もうあのような感情的なトレードは起こさないという決意です。

さて、本日も割と堅い感じで米国市場もオープンしたようです。

株価に一喜一憂することなく、寝たいと思います。

 

上記3つを保持している理由はまた後日公開。

 

おやすみなさい。

 

貯金って安全?

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お金の話

米国株彦です。

 

私はお金の話が大好きです。

金儲けの話という意味ではなく、お金の仕組みとか、そういった類の話です。

 

ところで私は「日本人は~」みたいなレッテル貼りとかステレオタイプで話をするのはあまり好きではないのですが、あえて言わせていただきます。

「日本人は本当にお金に対するリテラシーが低すぎる!」

本当に声を大にして言いたい。

 

シコシコと少ない収入で一生懸命貯金をするのはまあまだ良いでしょう。お金の使い方を知らないんだね、って感じです。

それよりも貯蓄型の保険に入っている日本人の多いこと。これが一番びっくりです。

まあこれについてはいつか機会があれば触れていきたいと思います。

 

さて本題。

貯金って安全?

多くの人は貯金が一番安全と思っていることでしょう。

これは根本的な考え方に間違いがあります。

それは無意識に日本円を絶対的なものとして考えていることです。

 

日本円に限らずお金というのは相対的なものです。絶対ということはありません。

日本円を絶対と思っている人はピンとこないと思います。なんたって無意識なのですから。

「1万円は100年後も1万円でしょ。」

「日本円に価値がなくなるとか、極論でしょ。」

といつも反論されます。

 

1万円は100年後も1万円。そうですね。数字の上では。

ただ、1万円の意味は果たして100年後も同じでしょうか?

今は1万円あれば回らないお寿司や焼き肉がおなかいっぱい食べられるかもしれません。

100年後も同じ世界が待っていると思いますか?

もしかすると、1万円ではリンゴ一つしか買えないかもしれません。

 

1950年の5000円の価値

極端な例とお思いでしょうか?

1950年は大卒公務員の初任給は4223円だったそうです。

この大卒公務員が最初の年に頑張って年収の約1割、5000円ほど貯金しました。

20年後・・

大卒公務員の初任給はなんと31,500円にまで上がっています。

1年も苦労して貯めた5000円、20年後の暮らしの足しになっていると思いますか?

同じ5000円でも買えるものが全然違います。

ラーメン一杯20円だったのが110円になりました。

 

さて、この人は結局その後も貯金に手を付けることなく頑張って定年まで働きました。

定年する頃には初任給は10万円以上になっています。本人の給料は30万円くらいになっていたかもしれませんね。

この時点で30年以上手を付けなかった、初年度の5000円。

定年するときに、どれほど意味を持っていたでしょうか。

あのとき一年間苦労して貯めた5000円。子供の一か月分の小遣いといったところでしょうか。

 

貯金=デフレへの全力投資

上記の例は日本の高度成長期。成熟しきった今とは状況が違います。

バブル崩壊の経験。そこからずっと続く円高とデフレ。

これらが現代の日本人の感覚を完全にマヒさせ、そういった状況が想像に難くなってしまいました。

「ちょっと待てば安く手に入る」

こういう経験の方が圧倒的に多くなってしまったのです。

デフレ下においては、貯金は安全資産です。

そういう意味で、貯金は安全という考え方はここ30年、結果として間違いではありませんでした。

 

ただ、私が全力で主張したいのは、

貯金(オンリー)は全力でデフレに賭けているってことだよ

ということです。

このデフレ傾向があと30年続くのであれば、それも良いかもしれませんね。

ただし、デフレは国の衰退を意味ます。

日本政府も黙っては見ていません。

日銀がお金を刷りまくって、政府の言うインフレ率2%を目指しています。

この状況下で貯金・・本当に大丈夫ですか?

なぜ米国株?

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米国株彦です。

 

私はこれまで色々な投資に手を出してきました。

日本株投資信託REITETF、債券、FX。

そうして最後にたどり着いたのが米国株です。

 

なぜ米国株なのか?

答えは単純です。

投資で勝つためには、勝ち馬に乗れ。

これだけです。

圧倒的な市場規模。過去100年以上続く上昇トレンド。

米国株式の魅力に気づくと、他の市場が霞んで見えるようになりました。

 

 これまでの失敗

私はこれまで投資をすごく適当にやっていました。

ちゃんと勉強したことはなく、適当に買った本の適当な受け売りで適当に売買をしていました。

特に日本株では仕手株みたいなものに手を出したり、直感で売買したりしてボロボロでした。

これまで退場せずに生き残っているのが、今考えれば奇跡だと思います。(昔は慎重だったので余裕資産でしか投資をしていなかったのが幸いしました)

 

そして3年ほど前に気づきました。

米国が結局一番安全・簡単じゃね?

 

それからというもの、ポジションを米国株にシフトしていき、今では資産の7割が米国株です。

簡単とは言ったものの、7割もの資産を預ける米国株(今後8割にしていきたい)。

ちゃんと向き合って、間違いのない投資をしていきたいと思っています。